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子どもが育つ最大の環境としての家庭---「親が変われば子も変わる」

2014.06.02.17:28

子どもが育つ最大の環境としての家庭---「親が変われば子も変わる」

▼6月は伝統的な感覚に従えば「衣替えの季節」。初夏から本格的な夏への服装に変わる季節です。でも、地球温暖化のせいなのか、この頃は盛夏に突入するのが早まった感じです。実際には衣替えはもう5月の段階で終わっていますね。
 こういう現象は何も季節だけのことではなく、いろいろなところで起こっているようです。日本が今、大きな転換点に差し掛かってきたのかも知れません。ひとことで言えば、「昔からこういうもんだ」という守旧的な考え方に対して、実際には「もう昔流のやり方は通用しない」ということでしょうか。

▼「新しい酒は新しい革袋に」と言わます。これは学校教育にも通じそうです。学校に行きたくても行けない」不登校の子ども達がいる一方で、新しい生き方や学びを求める子ども達が誕生しています。でも、そこには旧態依然の学校システムしかありません。現在の不登校現象はそういう子どもの教育の問題をはっきりと映し出しているように見えます。
 「不登校」という現象そのものは日本だけのことではなく、欧米の「先進国」にもあります。でも、欧米では我が子が不登校になったからと言って「大変だ!この子の人生どうなるんだ!」などと日本のように大騒ぎはしません。それも一つの生き方の選択と鷹揚に受け止めています。むしろ、学校離れ=脱・学校(アンスクーリングunschooling)の動きの方がこの頃は盛んなようです。その子の親御さんたちは規格品の公立学校に合わない子どもが出るのは当然で(親御さんがの望まない場合も多い)、その子たちに合った別の活動や学びの場を求めればいいと思っているようです。(実際、英国などではそういう子ども達が参加できる場が別にあります)。

日本で不登校になった子ども達が辛い思いをする最大の理由は、実は学校にあるのではなく、家庭の側にあるのかも知れません。学校に行かなければ将来の道は何も開かれない(これを「学校神話」と言います)と考えるご家庭では、どうして我が子が不登校になったのかを冷静に理解しようとすることよりも、「とんでもない問題が起きた!」「どうしよう!」と考えがちです。時には、我が子がまるでとんでもない犯罪を犯したような調子で語られことにもなります。「まさかウチの子が不登校になるなんて…!」というわけです。それはほとんど「子ども支援ではなく子ども批判」の叫びなわけです。

▼確かに文科省が全てを統括している日本の学校システムにおいては、学校外の生き方を考えることはかなり難しいのです。ですから、子どもには家族愛が一番とお考えのご家庭においても、無理してでも「お前を愛しているよ」と口では言うものの、冷たい眼差しを我が子に注いでしまうことになりがちです。変わるべきは子どもではなく親の方なのかも知れませんね。

▼それでは、不登校の子ども達をサポートするという、フリースクールや通信制サポート校・技能連携校(専修学校)などの場合にはどうなのでしょうか。表向きの謳い文句とは裏腹に、そこでも学校と同じような対応が散見されます。「言っていることとやっていることが違った」などの批判の言葉を携えて相談に来られるご家庭の方もいらっしゃいます。中には様々な教育機関等をジプシーのように渡り歩き、触れるものをことごとく批判されるような方もいらっしゃいます(逆に、現場の人に同情です)。ですから、額面通りには受け取れないこともありますが、「やはりそうなのか」と思うところもないわけではありません。
 でも、これは支援者側にとっては自省すべきことでもあります。こちらが良かれと対応することが必ずしも相手方に喜ばれるとは限らないのです。不登校支援の難しさですね。

▼ただし、ぱいでぃあに相談に来られるご家庭の多くの方は、「総合パンフレット(現物と同じ)」を読まれたり、「ぱいでぃあ通信」や「教育落書き帳」等のブログに目を通されているようです。ですから、不登校に対するこちらの基本的な考え方もまた理解されていらっしゃるのではないかと思います。後はぱいでぃあでの子の育ちと立ち直りのための実践のプログラムを人的&物的な側面(箱物思想ではありません)から用意するだけです(長くて2~3年の関わりで立ち直ります)。
 そして、子どもにとって最大の環境であるご家庭の親御さん方に、「教育広場&親の会」等への参加を通じて、不登校となった子どもに対する最大の応援者(批判者ではありません)となっていただくための親業等のスキルも積んでいただくことになります。「親が変われば子も変わる」とは、少なくとも小中学校の子どもたちにとっては真理なのです(高校生以上の年齢では随分難しくなります)。

今年の夏休みのお知らせ=私立中学受験&公立高校受験のためのサマー授業(オプション)を予定しています。「夏を制するものは受験を制する」とも言われます。ご期待ください。詳細は追ってお知らせいたします。

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「こども支援ネット」のサイト
http://kodomo-sien.net/wp/

「いきいきニコラ」のサイト
http://www.os.rim.or.jp/~nicolas/

「教育落書き帳」(ブログ)<
http://blog.goo.ne.jp/gootyokipapa/

「フリースクール・ぱいでぃあ」のサイト
http://freeschool-paidia.com/

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Author:Bakiller
不登校の子ども達やフリースクールを応援するブログです。
「不登校も過ぎてみればいい経験」がモットー。「脱・不登校」ですが、不登校の否定ではありません。それを肥やしにして、そこから飛び立つことが願いです。
 世の中にはもと不登校とか学校が合わなかったという人はたくさんいます。でもその人達は自分を否定せず自分を貫き通し自己実現した人達。不登校をはじめ様々な逆境をまたとないチャンスとして積極的に生かした人達。何も特別な人達ではありません。どの子もそうなることことを願っています。主役はあなたです。

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