「不登校セミナー」(2016年度第1回)開催にあたっての若干の覚書

2016.07.21.13:33

▼「不登校セミナー」の開催に先立ち
埼玉県で近年恒例となった「不登校セミナー」(7月23日))官民連携による)がさいたま市民会館浦和にて開催されます。これにはタイトルとして「保護者や教員のための」という前書きが付いています。私たちは何よりも絶えず子どもの生きる現場にいる保護者や教員の方々に「不登校の子どもの実際」を知って欲しいと思います。
最初、この官民連携の「不登校セミナー」は民間の話し合いのメンバーがフリースクールと不登校の親の会であったこともあり、絶えず子どもの側にいるのは保護者であることから、「保護者のための不登校セミナー」としていました。しかし、不登校が発生するのは学校教育の現場であり、その責任者である教員の方々に知って貰うことはとても重要なことであるという考えから、現在のような「保護者や教員のための不登校セミナー」という形になりました。

▼最初、このような「不登校セミナー」は約20年ほど前から、私達民間の側が先導する形で始めたことでした。1996年以降毎年の春と秋に、埼玉や東京を中心に「不登校実践報告会」という形で、まだ不登校支援の業務に乗りだして間もない様々なサポート校や通信制高校、専修学校群、技能連携校、フリースクールなどが協力し合って浦和市(当時)や東京の各地で開催したものでした。そういう記録は私達の発行していた日本で最初の不登校専門の月刊雑誌『ニコラ』を通じて発信し、後に単行本『行ってみないかこんな学校』という市販の書籍にもなりました(ハート出版社、現在希望者に無料配布)。
しかし、その当時は「不登校のための対策は特にないし今後の予定もない」と答えていた県教委も、都内ではチャレンジスクールを開校し始めたのを追いかけるようにパレットスクールという、それまでの夜間の定時制を統廃合と衣替えを図り午前・午後・夜間という三部制の定時制を開校し、不登校の子どもたちにも広く門戸を開くようになり、現在に至っています。

▼このように不登校の児童・生徒に対して、社会的認知度や許容度が高まり、県の教育委員会も前向きの姿勢を示したにもかかわらず、市町村の実際の学校現場は依然として旧態依然の対応のところが多く見られます。

ー(つづく)ー









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Author:Bakiller
不登校の子ども達やフリースクールを応援するブログです。
「不登校も過ぎてみればいい経験」がモットー。「脱・不登校」ですが、不登校の否定ではありません。それを肥やしにして、そこから飛び立つことが願いです。
 世の中にはもと不登校とか学校が合わなかったという人はたくさんいます。でもその人達は自分を否定せず自分を貫き通し自己実現した人達。不登校をはじめ様々な逆境をまたとないチャンスとして積極的に生かした人達。何も特別な人達ではありません。どの子もそうなることことを願っています。主役はあなたです。

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