埼玉県立近代美術館「これは、すごい!」を見学❘:ぱいでぃあ社会体験学習から

2015.10.10.23:48

ぱいでぃあ社会体験活動 2015年10月9日(金)
埼玉県立近代美術館「すごいぞ、これは!」見学会
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▼毎月恒例の「ぱいでぃあ社会体験学習」の今回は、読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋でもあるが、芸術の秋と洒落こんだ。ちょうど9月の半ばから「すごいぞ、これは!」というタイトルで、埼玉県立近代美術館で障害のある作家たちが制作した絵画展が開催されるの
にちなんで、北浦和公園での活動も兼ねて見学に出かけた。東京都からの参加者もいるが、午後のひと時一緒に埼玉の芸術を楽しんでもらった。その子から「今度は東京で」という提案もあったので、次回以降に考慮しようかな。

▼障碍者と不登校とは重なる部分と重ならない部分がある。それに、現在はぱいでぃあの子ども達の中には身体的障害を抱えた子はいない(以前は、車椅子の子や視力障害のある子や場面緘黙と言って学校で声を失った子も来ていた)。だから、見た目はみな健常者である。それに子ども達はたとえ学校には行かなくなっても自分たちが特殊な子ども達であるとは見られたくないし、私達スタッフもそう接するつもりはない。それぞれの人格は最大限尊重する。

▼そういう子ども達ではあるが、実際に障碍者の作品に触れて何を感じ取り、どう反応するかは、とても興味あることでもあった。
今回の企画展、小中学生は無料であるが、大人は500円。だが、会場に学校の子ども達ははじめから最後まで誰も来なかった。これが学校教育での障碍者に対する見方の現れなんだろうなと感じた。
 美術館の案内文には「障害があるということは、アートに関して言うならば傑出した才能に恵まれているということでもあるのです」とあるのとは大きな違いである。私流に言うならば、障碍者=アーチストということではなく、障害ということを生の絶対的条件として引き受けてアーチストとして生きるということは、健常者には及びもつかない感性を引き出さずにはおかないだろうと思う。

▼障碍者の制作した作品については様々な感想がよぎる。子ども達も同様かも。自分の世界に浸りきり、自由に感性やイメージを羽ばたかせる者もいれば、特定のテーマを追い続ける変質狂的粘着質的世界の作品もある。あるいは過去のイメージを追いかけ壊れそうな自分を慰撫するような悲惨な作品もある。連れて行った子の中には、何度も同じ作家の作品に戻っては眺めている子もいた。何か共鳴するものがあったのだろうか。
 端的に言って、障碍者の絵には完全に向こう側の世界に行ってしまいこちらの世界と繋がりが切れてしまったような作品もあれば、こちらの世界と繋がっていて向こう側からじっとこちらを見ているような作品もある。時には脅威、発見、疑問、不明、告発、叫びであったりした。

▼企画展の障碍者の作品展を鑑賞し、そこから触発された感覚を自分なりに表現してみるコーナーも体験した。その後、公園に点在する彫刻の数々を見て回った。広場では軽く運動もした。
 この時間、学校に行っている子ども達は座学で算数や国語を学んだり、校庭で遊んだりしたかも知れない。何かの縁なのか、ぱいでぃあに集う子ども達は不登校だからこそできる学びに挑戦している。ぱいでぃあでは、学校での学びも一つの学びでしかない。ところが、学校の側からすると「フリースクールではちゃんと勉強をやってくれるのか?」ということになる。なぜ子ども達がそこから逃げ出したのか、それでも気付かないようだ。日本の学校教育はとうに崩れてしまっているというのに。

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 世の中にはもと不登校とか学校が合わなかったという人はたくさんいます。でもその人達は自分を否定せず自分を貫き通し自己実現した人達。不登校をはじめ様々な逆境をまたとないチャンスとして積極的に生かした人達。何も特別な人達ではありません。どの子もそうなることことを願っています。主役はあなたです。

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