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特別展「生命の大躍進」からの感想のあれこれ

2015.09.10.11:23


▼素敵なおすすめの企画「生命の大躍進」
 雨の中、ぱいでぃあ社会体験学習の一環として、上野の国立科学博物館で開催中の『特別展「生命大躍進」脊椎動物のたどった道
Leaps in Evolution - Tracing the Path of Vertebrate Evolution』の見学に出かけた。
 最初は、「大人1600円、小中学生600円は高すぎない?」と思ったが、特別企画展の充実した内容を見て納得。博物館側の総力を上げた博物館ならではの取り組みに感動した。十分その料金に見合った内容だと感じた。機会があれば開催中に、今度は的を絞った対象をより深く理解するために訪れてみたいとさえ思った。

▼特別展で発見!生命の不思議!
 見学の後、子ども達に幾つかの簡単な感想を尋ねた。皆それなりにしっかりと見ていたようだ。動物の目の誕生には植物の働きが大きく関わっていたこと、生命が誕生してから現在の我々に至るまで何度もの危機的な状況を奇跡的にくぐり抜けて来たこと、哺乳類の胎盤の形成には爬虫類等の卵の胚からの移行が重要な役割を担っていること、そして新しいpeg10遺伝子にはその真逆とも考えられるウイルスの遺伝子情報が組み込まれている…生命の誕生(これもまた奇跡的)から微生物→海の生物の進化(カンブリア紀の大爆発)→陸への進出→両生類・爬虫類から哺乳類へ(生命の多様化)→人類の誕生…そこにはまさに奇跡とも言える進化の過程があったのですね。
 やはりこういうものは直にホンモノを見て、触り、考える…それがとても良かったということですね。
 (実際に、アンモナイトや三葉虫の化石にも触れました!)

▼教科書を超えた本物の学び
 体系的に編集された基本的な物事の理解にはやはり教科書はとても効果的でしょう。でも、より広がりのある深い理解のためには博物館等での学びはとてもいいですね。ぱいでぃあでは、校外学習活動として、毎月社会体験学習を行っています。さらに機会を設けてもっともっと積極的に活用したいなと思ったことでした。
 情報の多様化に伴い、現在、子ども達の学びも多様化しています。タブレット等ICT機器の発達した今日、子ども達の学びも教科書に限定するのではなく、教科書を起点にして多様な形で外部に開かれている必要があるように思います。
 しかし、ともすると、学校教育の中では、依然として外部に塀を設けた学びが主流となっていて、それ故、学校での学びはますます陸の孤島化し、ガラパゴス化する懸念もないわけではありません。

▼不登校だから出来る自分を生かす学び方
 そういうパースペクティブの中で、不登校の問題も考えたいなと思っています。何かの事情で学校を離れ、何かの縁でぱいでぃあの門を叩いて来られた子ども達なのです。その子ども達も最初の相談の時は大抵、自己卑下や自己否定のマイナス感情でいっぱいになっていました。でも、私どもはそれを一人の人間存在として当たり前の感覚で受け止め、お話を伺います。そういう不登校の子ども達の思いを前向きに積極的に評価し、不登校を選択したからこそ可能になった体験や学びをたくさんしてほしいと願っています。
 座学だけでなく、こういう社会体験学習活動などを続けていくならば、子ども達がいつの間にか自己に肯定的になり、力強く自信を持って行動できるようになっていく様をしかと発見するはずです。
 「不登校も過ぎてみればいい体験」はぱいでぃあに関わったほとんどの人が体感したことです。
 もし、今不登校で悩んでいる子どもがいたら、ぜひその子達には未来に繋がる悩みをしてほしいものだと思います。

国立科学博物館・特別展『生命の大躍進ー脊椎動物のたどった道ー

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ぱいでぃあ社会体験学習の実践活動についての雑感

2015.09.09.00:56

▼ぱいでぃあ社会体験学習ー今回は国立科学博物館の特別展の見学
 スクール・ぱいでぃあには毎月恒例の社会体験学習がある。今回は上野の国立科学博物館で開催されている「特別展『生命大躍進」ー脊椎動物のたどった道ー Leaps in Evolution - Tracing the Path of Vertebrate Evolution}の見学である。
(この直前に、埼玉県立美術館で「キネティック・アート展」が開催されていたが9月6日で終了したので、予定を変更)
 子ども達にとって体系的な「座学」による学びはもちろん大事だが、それら学校での学びの殆どはコピペに依る学びである。つまり、そのそれらの大部分は先人たちの足跡をたどる複製行為としての学びなのだ。「学ぶ=学ぶ」と言われるように、はじめからオリジナルを追求することは期待されていないし、それが目的でもない。だから、その学習はどうしても模倣可能な知識レベルに留まる。

▼社会体験学習は本物に触れ、直に学ぶ行為
 それに対し、博物館や美術館等では、そこにあるのは過去の文物であるとはいえ、本物に触れ、そこから直接学ぶ事ができる。コスプレのような形だけの真似事とは訳が違う。借り物でも接ぎ木でもなく、切り花を飾る芸でもない(しばしば日本の西洋文化からの学びはそういうものに例えられて来た)。博物館や美術館で学ぶ行為は、洋の東西を問わず、文明が紡ぎ出されたその根幹に触れ、直に感じ取る行為と言えるだろう。そこでは、その文物と直接に触れ合い、対話することが出来る。こういう学びは他では出来ないことである。
 幸い、日本の文化行政に民間の教育関係者が長年訴え続けてきた成果もあって、今は博物館や美術館等の公共施設を子ども達のために無料や低料金で広く開放している。博物館学などの研究成果も踏まえて、座学以上に効果的な学習に門戸を開いている。
 しかしながら、日本の学校教育が積極的にそういう成果を活用しているかというと疑問が残る。そういう恩恵があるにもかかわらず、公立の小中学校だけでなく私立学校でさえも平日の利用は決して多いとはいえない。決められたカリキュラムをこなすのが大変らしい。逆に、土日や休日はその反対で、大勢の一般の人々でごった返し、子ども達がじっくりゆっくりその文物に触れるゆとりを持つことは難しい。

▼座学を超えて学ぶものー本はどこにでも開いている
 そこで、ぱいでぃあでは平日に時間を割いて、比較的ゆったりと存分に時間をかけて、本物に触れ、学ぶ行為を行っている。
 かつて、寺山修司という演劇家・作家が「書を捨てて街に出よう」と呼びかけたことがあった。逆説的な言い方になるが、学校の教室を離れて街に出れば、そこには座学以上に学ぶものがあり、時には書者からは得られない意外な学びもあったりする。そして、学ぶ気にさえなれば、書物という形はしていないが、「本は人間の活動する社会の至る所に開いていて、読まれることを待っている」ようだ。それが集約的に揃えられているのが、博物館や美術館という空間ではないだろうか。そこからまずは自分の興味や関心に従って自由に学べばいい。
 ぱいでぃあではそれを実践している。そこから何を持ち帰るか。それは一人ひとりみな違うかもしれない。それでいい。それを感覚づくりの錬成として、そこから自分なりの何かを引き出してくれれば嬉しい。それが自分という存在に気付く原点だとも思っている。

 頭ではなく身体全体を使って触れたことは一生忘れることはない。そこに意味があるとも言える。
 そして、学校での学びを拒否した子ども達であるからこそ、座学だけでは得られない本物の学びを提供したい。

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Author:Bakiller
不登校の子ども達やフリースクールを応援するブログです。
「不登校も過ぎてみればいい経験」がモットー。「脱・不登校」ですが、不登校の否定ではありません。それを肥やしにして、そこから飛び立つことが願いです。
 世の中にはもと不登校とか学校が合わなかったという人はたくさんいます。でもその人達は自分を否定せず自分を貫き通し自己実現した人達。不登校をはじめ様々な逆境をまたとないチャンスとして積極的に生かした人達。何も特別な人達ではありません。どの子もそうなることことを願っています。主役はあなたです。

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