ぱいでぃあで体験学習する子どもから思ったこと

2012.09.15.13:36

 ハンドパワー 空中浮遊する風船ハンドパワー 空中浮遊する風船

▼世間では「不登校」と一括りにすることが多いが、一口に「不登校」と言っても実に多様である。(世間や教育界では「不登校」と言うことが多いが、我々は出来るだけそういう枠組みでは考えたくない)学校から見放されたように不登校になる子もいれば、その枠におさまらない個性を生かせなくて不登校になる子もいる。学業が主たる原因のこともあるし、身体的な障害による場合もある。また現在マスコミを賑わしているいじめや暴力の結果であることも多い。そして、実際にはそれらが複雑に絡み合っているということが圧倒的に多い。

いずれにせよ、自分を活かすために学校を逃れ不登校を選択したという行動はほぼ共通であるし、それは正しい選択だったと思う。ただ惰性であるか忍従であるかにかかわらず、そのまま学校に居続けることは子どもの成長に多大な歪みをもたらすことになるし、場合によっては ー 今日のニュースでも生徒の自殺が報道された ー 自分の命を失うことになってしまうことだってあるのだ。今子どもたちが日常を送る学校の内部がどうなっているかを知ったなら、根性論で叱咤激励することなどとても出来ない。

▼ただ学校教育が半ば崩壊した今でも、不登校という行動は否定的な言葉で語られがちだ。(それほど学校神話は根深い)しかし、社会の構造も大きく変容した今、そういう旧態依然の批判をする人は自らの無知をさらけ出した《旧人類》に過ぎない。とかくそういう人は無責任に言うだけの口先人間であることが多い。そんな言葉に惑わされないことが肝要だ

子どもは本来そういうものだと思うが、学校の評価から自由になった子ども達は実に活発で多様な行動をする。今まで眠っていた様々な能力や才能がむくむくと動き出すようなところがある。しかしそういう能力は学校生活の中では全く見せないし評価される場面もない。逆に変なレッテルを貼られるのがオチだろう。だから、不登校になった子どもの通級報告の時そういう事例を説明したりすると「えっ、本当ですか!」と一様に驚かれる。ところが、そういう子どもの眠っている特性を知らず、家庭の中でも学校の論理でぐちぐち責め続けるようなことを言っていると、その子はますます自信をなくし、自立が困難な引きこもりの予備軍となっていく。そして誰も望まない結果と将来が待っている。

▼幸い、フリースクール・ぱいでぃあにやって来た子どもたちは、学校でどのような評価を受け、どのような扱いを受けていたとしても、また最初のうちはカタツムリのように恐る恐るだとしても、やがて《ここが自分の居場所、自分が受け入れられ認められ、活動できる学び場》と確認できたなら、水を得た魚のように、実に生き生きと動き出すのである。そして、マイナス感情でいっぱいであった自分から、面白い個性を発揮する自分へと大きく動き出す。そういう変身に成功した子どもたちは再び希望をもって大空へ羽ばたいていく日もそう遠い先の話ではなくなる。

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官民連携の「保護者のための不登校セミナー」で、声をぶつけよう

2012.09.05.17:27

■■■ 不登校を取り巻く様々な話題 ■■■

「保護者のための不登校セミナー」
  ( ↑ ここをクリック!)

▼「不登校になった子ども達が今一番求めているものは何だろう?」 昨年に引き続き、埼玉県教育委員会と「保護者のための不登校セミナー」開催に向けた官民連携会議を持つようになった時、真っ先に思ったことは、そんなことでした。昨年度は主として不登校の子どもを持つ保護者のためのセミナーという形になりましたが、今年度は働きかける対象は同じであったとしても、より不登校の子ども自身の声なき声に応えるものでありたい…というのが偽らざる気持ちでした。

▼今回、3回の討論を踏まえて、私共3つのフリースクールと2つの親の会が開催までの黒子役に徹し、9月17日(月、敬老の日)にさいたま市民会館うらわにおいて「保護者のための不登校セミナー」という形で開催することになりました。午前中には6人の元不登校の子ども達のトークがあります。不登校を体験した子どもが元気になったよく姿をご覧ください。不登校をマイナスとして否定した生き方をしなければ、こんなに元気になり堂々と雄弁に語るようになるのです。「不登校も過ぎてみれば貴重な経験」とはフリースクール・ぱいでぃあのパンフレットの言葉ですが、実際にそういう姿が本当であると納得いただけることでしょう。

▼大津の皇子山中学校でのいじめ自殺事件を契機に、今までは《教育的配慮》の名の下になかなか外部に漏れ出ることのなかった学内での様々な事件が、そういう建前上の防波堤を越えて押し寄せる荒波のような批判の声を受けて次々と明らかになってきました。学内の出来事においてさえそうであったわけですから、学校を離れて直接学校との関わりを絶ってしまった不登校の場合には、統計上の数値やそういう子ども対象の公立学校の建設等の話題でその存在は知らされるものの、学校教育そのものからは外れた扱いを受けてきたことに変わりはないわけです。それがここに来てようやく官民が連携する形で不登校の子ども達のために協力しあう形ができてきたわけです。

▼不登校となって学校を離れているお子さんのご家庭では、様々な思いをお持ちのことと思います。なぜ義務教育なのに学校を離れた子はその恩恵にあずかれないのか、不登校は本当に子どものせいなのか、学校に問題はなかったのか、不登校で薬物療法を勧められたが薬で不登校は治るのか、なぜ日本の学校教育はこんなに不登校を生み出し問題とするのか、不登校の学校を作るより既存の学校で不登校を出さない教育をすることこそが大事なのではないか…など、その思いを、ぜひお子さんにやその保護者の口から発して欲しいと思います。そこから不登校の新しい展望も開けてくるのではないでしょうか。

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不登校の子ども達やフリースクールを応援するブログです。
「不登校も過ぎてみればいい経験」がモットー。「脱・不登校」ですが、不登校の否定ではありません。それを肥やしにして、そこから飛び立つことが願いです。
 世の中にはもと不登校とか学校が合わなかったという人はたくさんいます。でもその人達は自分を否定せず自分を貫き通し自己実現した人達。不登校をはじめ様々な逆境をまたとないチャンスとして積極的に生かした人達。何も特別な人達ではありません。どの子もそうなることことを願っています。主役はあなたです。

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