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自分を生かすために、まず逃げろ!ーー群馬の小6女児自殺から

2010.11.15.00:52

▼群馬県の小6児童が自殺した事件のその後の報道は今でも続いている。続いているのには訳がある。それは学校関係者の常識では考えられない内実が次々と明らかになってきたからである。

明子さんのお父さんが学校に欠席の連絡を入れたとき、「また、心の病気?」と学校の教員は聞いたそうな(読売新聞の記事から)。父親が何度いじめを訴えても学校は取り合わなかった。女児が自殺する2日前、いつものように一人ぼっちで食事をしその寂しさ辛さを泣きながら訴えていたのに、教員は誰も声をかけなかったようだ。

▼その学校は女児が自殺した後も「いじめは確認できなかった」と言い、いじめが否定できなくなった後は、「いじめとの因果関係は分からない」と言う始末。生徒一人が死してもなおこの有様である。どこまで責任逃れをするつもりなのか。

▼ところが、学校が完全無欠を装えば装うほど次から次へとボロが出てくる。学級が健全に機能しない半ば学級崩壊の状態にあって、担任(女性)は生徒を把握し指導する能力を完全に失っていたようだ。それに今回の報道によると、女児の自殺が明らかになったとき、校長に全く連絡が付かない状態であったという。個人的な事情もあっただろうが、自宅の電話は外れ、携帯電話にも繋がらなかったと。学校運営のトップとしての自覚を完全に欠いている。

▼こういう事件が明らかになるといつも言われることだが、ここにも個々の子どもたちに真正に向き合っていない学校の姿が剥き出しになっている。「学校という名の収容施設」があるばかりだ。収容施設の特徴は、その施設のシステムが最優先され、個々の人権はシステムが機能する範囲においてしか認められないと言うことである。

▼余りにも理不尽な形で我が子を失った父親は、幾ら嘆き悲しんでも尽きることはあるまい。何でもっと支えになってやれなかったのか…悔やんでも悔やみ切れない思いでいっぱいであろう。(合掌)
 でも、ならばどうしてそこまで我が子を学校に行かせようとしたのか。自殺した子どものお父さんには酷な言い方かもしれないが、そう思えてならない。学校とはそこまでして子どもが行かなければならないところなのか……。そう思うのだ。

▼「ぱいでぃあ」に相談に来られる親子には話していることでサイトにも書いていることだが、「もし、危ないと感じたら、迷わず逃げることだ」。自分の命をかけてまで頑張るに値するものは学校のどこにもない。それが冷静な感覚と言うものだろう。

▼無類の剣豪で兵法家であり、経営者に人気の高い「五輪の書」の著者でもある宮本武蔵が現代人にもその強者としての存在が知られるのは、まさに無謀な戦いで命を捨てず、生き延びたからであはないか。
 その場を逃げるのは恥ではない。それは他の場所で自分を生かすための冷静な選択である。無謀な行為こそ自分を殺すだけだ。無類の剣士・宮本武蔵でさえそうして生き延びたのだ。

▼もし、学校が本当に「命の大切さ」を生徒たちに説くつもりなら、----問題のあった学校の校長がよくお題目のように唱える----「無理をして学校に来る必要はない、まずは傷ついた心の翼を癒して…」と言うべきではないか子どもの学習権も生存権も守れない学校があるのだから。


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不登校の子ども達やフリースクールを応援するブログです。
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 世の中にはもと不登校とか学校が合わなかったという人はたくさんいます。でもその人達は自分を否定せず自分を貫き通し自己実現した人達。不登校をはじめ様々な逆境をまたとないチャンスとして積極的に生かした人達。何も特別な人達ではありません。どの子もそうなることことを願っています。主役はあなたです。

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