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漫画で表現力を伸ばす作文トレーニング

2010.06.16.18:32

コボちゃん1
(「コボちゃん」作文で表現力を磨く)

■Q):今の子ども達を見ていて気になることありますか?
■A:「ありますか」って改まられると困るんですが…。実は、有り余るほどあります。

■Q:たとえば、どんな…
■A:例をあげれば切りがないくらいです。今の子ども達の体験不足、興味関心の偏り、視野の狭さ、条件反射的な好悪の判断、世代間・同世代間の断絶、社会性の欠落、論理的思考が苦手なこと、小皇帝的幼児性万能感、コミュニケーションの乏しさ…まだまだありますよ。残念なことに、それらすべてがマイナスのものですね。

■Q:そんなにひどいですか、今の子ども達…
■A:いや、これはほとんどは子どものせいではないんです。大人から来ているものですね
 いつの時代も「今の若い者は…」的な言い方はありますけれども、たとえそういう非難すべきことがあったとしても、若い人は作られた環境の中で育ってきたに過ぎない。そういう環境を用意したのは非難する大人達なんですね。
 それに、批判したってそれで何かが良くなるわけではない。必要なのは非難することではなくて、そうならないようにする方策を講じることですね。もし、そうなっているとしたら、なるべく早期にそこから抜け出すことを考えないと…。

■Q:何か、いい方法ありますか?
■A:対処療法的な特効薬なんてありません教育というのは長いスパンで考えないといけないですね。
 人は五感を通して判断したり理解したりしますが、その主要なものは視覚を通したものですね。でも、テレビは受動的従属的な態度を求める側面が強いですから、子ども達にはあまり勧められません。メディアリテラシーなどの理解が進んだ段階でしたら効果的だとは思いますが…。そこで、子ども達に親しい漫画を活用した方法などがいいかなと思います。
 たとえば、私のところでは、小学生の場合、4年生以上であれば「コボちゃん作文」というのをやってもらっています。

■Q:「コボちゃん作文」? 読売新聞に連載の植田まさしさんの4コマ、あれを漫画を題材にした作文ですか?
■A:そうです(とうとう1万回掲載達成ですね)。特に初期の方の作品が5歳のコボちゃんの視点から描かれていて、子どもにとっては親しみやすいかなと思います。

■Q:「クレヨンしんちゃん」はどうなんでしょう? 子ども達には「しんちゃん」の方が親しみやすいかと…。
■A:ああ、難しいところを突いてきますね。ダメという訳ではありませんが、ストリー漫画になっていますから、「しんちゃん」は教材という観点からはちょっと扱いにくいところがあります。「しんちゃん」の作者の方が「コボちゃん」の作者より若いということもあって、より子どもに近い所に視点を置いているということはあるんですが…。

■Q:では、その他に、何か「コボちゃん」の方がいいと…
■A:「コボちゃん」の4コマ漫画は単にコボちゃんの視点から見られた風景だけじゃないんですね。複眼的な視点があって様々な応用がきくんですね。ところが、「しんちゃん」の場合にはいわゆる漫画としての典型的な枠組みそのものがもう崩れかけているようにも見えます。これは漫画の主人公の問題だけではなく、作者自身の置かれている状況から派生しているものかもしれませんね。それだけ漫画としては進化しているとも言えそうですが…。でも、ビビッドでリアルであればそれだけ教材として優れているかというと、必ずしもそうとは言えないんですね。
 例えば、子どもが育つ家庭環境一つとっても、「コボちゃん」の場合には一世代前の古風な趣があります(その点で「サザエさん」の系譜につながるかも)が、「しんちゃん」の家庭は典型的な核家族ですね。その設定だけでも、次の展開が大きく違ってくることになります。
 でも、それはもう「コボちゃん論」の世界であって、小学高学年の生徒に漫画を題材とした作文を書かせるというレベルの話ではなくなってしまいます。

■Q:実際に、「コボちゃん」を使ってどんなことをするんですか?
■A:「コボちゃん作文」は一応4年生以上を想定しています。それより低学年では、やはり少し無理があります。それまでにもいろいろな漫画に触れている子ども達ですから、漫画を読むこと自体には何ら抵抗はありません。活字を読むのは苦手だけど、画が主体の漫画なら…とさえ思っているほどです。ただ、子ども達は漫画は面白く読み飛ばすものくらいにしか考えていません。ですから、「漫画で作文」というとある種の戸惑いはあるようです。

■Q:勉強というと、教科書を開いて、先生の話を聞いて…となるでしょうから、「えっ、漫画で勉強?!」というような感じなんでしょうか。
■A:そうですね。すでに「勉強」というものの考え方が、学校と私達では違っているということですね。

(続く)
 
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休み時間には何をしているのかな?

2010.06.09.22:57

将棋・迷人戦? 迷人戦? いや、本当に強いんです

■Q:「ぱいでぃあ」での活動は何時から?

▼A:
朝の10時から12時までが午前の時間、12時から1時までが昼食&お昼休み、その後、掃除の時間が少し入ります。その後3時までが午後の時間、そんな感じです。
 途中、11時~11時15分、2時~2時15分が休憩時間です。それに、3時直前に帰りの会があります。

■Q:午後3時で終りなんですか?
▼A:3時で一応の区切りとしています。その後は自由時間です。小学生は大体この時間で終りになります(殆どお迎えがあります)が、中学生の場合にはすぐに引き上げる子もいれば、残って遊んだり、お手伝いしてくれたたりとか、それぞれ自由に行動しています。

■Q:休み時間には、漫画を読んだり、読書したりとかの子が多いようですが…
▼A:人によりけりですが…。主に午前の15分と午後の15分の休憩時間には、気分転換ということも含めて、漫画を読んでいる子が多いですね。中学生では、厚い単行本を持ってきて読む子もいますね。

■Q:推薦図書とか、あるんですか?
▼A:基本的に、皆、自分の好きなものを読んでいます。ただ、「クレヨンしんちゃん」や「こち亀」とか、「ブラックジャック」「コナン」「稲中卓球部」とか、いろいろ揃えています。それが推薦と言えば言えるかもしれません。文芸ものの漫画版や考えさせる哲学的な漫画なんかもありますよ。
 でも、「漫画なら何でも」というわけではありません。読みたいものがない時は、リクエストも受け付けています。

■Q:休み時間は他にどんなことをして…?
▼A:お喋りが多いですかね。仲間と群れるって、とても大事ですね。成長期真っ最中の子ども達ですし、学校を離れて一人で孤独だった子ども達ですからね。同じ気心の知れた仲間がいるというだけでホッとしますし、一緒にわいわい遊べたらもっと楽しい。
 楽しいことをするために、仲間にちょいと誘いかける…。最初は勇気がいりますが、お互いに求めていることですから、すぐ仲良くなれます。こういうスキルアップもあります。

■Q:具体的にはどんな遊びを…?。
▼A:一番人気はみんなでやれるカードゲームですかね。トランプとかウノとか…。七並べ、ブラックジャック、大富豪…。対戦ゲームでは、オセロ、チェス、将棋、三人でやるあれ何ていうのかなダイヤモンドゲーム?、そんなの。囲碁をやる子が今まで何人もいましたよ。「ぱいでぃあ」に来たときは2級、あれよあれよと上達して、1年後には何と3段!そんな子もいました。人生ゲームをわいわいやることもありますね。

■Q:やはり、みんなでやるのが人気ですか?
▼A:う~ん、必ずしもそうとも言えないんですね。ルービックキューブをネットを見ながら研究する子もいれば、剣玉をやる子もいます。その他、頭を使う推理ゲームとか、組み合わせブロックとか。物理の原理を応用したものとか。知恵の輪とか…。手作りのもありますよ。

■Q:いろいろあるんですね。どこかで見つけてくるんですか、そういうものを…。
▼A:あ、趣味ですかね。探すのって結構楽しいんですよ、自分も童心に還ったようで。それに今のオモチャって電気じかけのものが多いですが、昔のオモチャって、よく工夫しているモノが多いんですよ、頭を使って。物理の原理を巧みに応用しているとかね。水飲みバード(ハッピーバード)が電池も磁石もないのにいつも動いているけど、どうして?って聞いたりもします。「アイシュタインもびっくり!」というやつです。

■Q:何か「遊びの効用」というもの、あるんですか?
▼A:遊びは遊びです。変な動機付けはいりません。まずは楽しむことです。でも、自分でも楽しみ、人をも楽しませようとしたら、それなりのスキルが必要になりますね。
 たとえば、剣玉やヨーヨーを自在に操って自慢したり人に感心させたりするには、結構根気のいる訓練が必要ですね。でも、それが遊びだったら、嫌がらずに進んでやってしまう

■Q:ああ、それ、ほんとですね。
▼A:しかも、子どもは集中力もすごいし、上達も早い。これ、子どもの特権ですね。で、上達した自分を見るのはとても気持ちがいい。子どもは実感を通してそういうことを理解するんです。
 これは遊びも、スポーツも、勉強も同じですね。みんな良くなりたいんです。上達したいんです。そして、前より出来るようになった自分が嬉しいんです。
 これは、不登校克服の道も同じだと思っています。それらをまとめて、私は「遊びの教育学」って呼んでいます。機会があったら、お話ししたいですね。

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「不登校も過ぎてみればいい経験」がモットー。「脱・不登校」ですが、不登校の否定ではありません。それを肥やしにして、そこから飛び立つことが願いです。
 世の中にはもと不登校とか学校が合わなかったという人はたくさんいます。でもその人達は自分を否定せず自分を貫き通し自己実現した人達。不登校をはじめ様々な逆境をまたとないチャンスとして積極的に生かした人達。何も特別な人達ではありません。どの子もそうなることことを願っています。主役はあなたです。

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