ぱいでぃあ:2学期の始まりに当たって思うこと
2015.08.29.14:04
★二学期の活動を開始します★
▼夏休みは満喫しましたか?
自己採点などをした人もいるかも知れませんね。でも、人間って不思議です。その時は、いい経験、悪い経験…などと判定しますが、長い目で見れば、そのどれもが貴重な、人生で一度きりの体験であったことに気付かれることでしょう。
ですから、どう総括するかが大事ですね。「総括」って言われても…と思われるかも知れませんが、簡単に言えば、その時の体験をどうまとめるか、ということです。
たとえば、旅行に行ったとします。終わった後、その旅行の感想を訊かれたとします。あなたならどう応えますか?「疲れた!」…そう、大変でしたね。「楽しいこといっぱいあった!」…そう、それは良かったわね。同じ旅行という出来事が、180度違って評価されていますね。もちろん、先の答えの人も「楽しかった」という気持ちがあったかの知れません。でも、結論の言葉が「疲れた!」。
▼どう自己表出するかが大事
その人の気持ちがどうあれ、他者に向かって表出した言葉が全て。周りの人はあなたの発したその言葉によって判断します。たくさん本を読み、知識をたくさん持っていても、発する言葉が片言であれば、人はその片言からあなたを判断します。そういうことは日常生活の中でもたくさんありますね。
これは、相手に良く思われる言葉を使いなさい、ということではありません。そうではなくて、自分という人間をより正確に理解されるための言葉遣いが大事ではないかということ。自分が好ましい、良かったなと感じる言葉を使うように心がけてはどうかなということです。そして、自分の発する言葉は自分の行き先を照らしだすライトでもあります。思ったように、感じたように、発した言葉のように行動していく自分がいます。そういう態度を自分の習慣にするといいかも。
▼子ども達の悲しいニュースが次々と
楽しかった夏休みも無事終わり、素敵な2学期の始まりです。そう思えば、本当に素敵な2学期が始まります。
でも、2学期の開始を前に暗いニュースが多いですね。2学期開始に合わせるように、子ども達の悲しいニュースがたくさん飛び込んできます。新聞やテレビで、今日もまた。文部科学省や関係するNPO法人などが「家族に注意を」呼びかけています。新聞の見出しにも「子供の自殺、夏休み明けに集中=過去40年、9月1日が突出」とあります。
本当は子ども達にとって文句なく楽しいはずの新学期の学校が、ある子にとっては「死んでも行きたくない」場所になっているんですね。誰も気付いてあげられなかったのでしょうか。
▼自分の命をたいせつに!
本来、学校は子どもが主役で、自己実現に向けて自分づくりに楽しく取り組むはずの場所。ところが、そこは本人にとっては生きているよりも辛い生き地獄の場所。理由は様々でしょうが、本人には生の喜びを味わえない場所がそこにある。夏休みは束の間の休息に過ぎなかった。だけど、もうそこに戻る気力も体力もない。気持ちだけでなく激しく拒絶する自分の身体がある。
だが、学校から家庭に何の連絡もなかったようだし、最後の頼りの家族の誰も自分のことを真剣に取り合ってくれない。こんな自分に多大な期待さえしている…。そう思った末のことだったのだろうか。10数年の人生経験の中で必死に考えての結論だったのだろうか。結果として、その子の命を受け止められなかった家族がいる。
▼逃げて環境を変えること
理由はどうあれ、死んでしまったら敗北である。命より大切なことはこの世にはない。世間も家族も、様々なルールや常識も、大人も子どもも、先生や生徒の関係も、自分の命に比べれば全て取るに足らないことばかり!
死んで復讐を…なんて考える人もいるかも。でも、人はただ忘れ去るだけ。見ぬふり聞かぬふりで蓋をする。
自分の命が大事なら、自分で逃げること。人はアテにならない。生き抜いてこそ花が咲き、実もなる。死にたくなければ逃げろ!生きたければ逃げろ!逃げるのは自分。行動するのは自分。他人は100年経っても動かぬと見るべし。
逃げるのは新たに生きるため。苦しさを紛らわし忘れるためではない。だから、忘れるために苦しさを紛らわすために薬に頼っても駄目である。薬は脳を麻痺させるだけで現実を変えてくれるわけではない。現実を変えるためには自分で動くしかない、自分で行動するしかない。自分を生かす環境を自分で選択するしかない。
▼登校で悩んでいる子どもがいたら、門を叩いてみて
ただし「気を付けよう 甘い言葉に 暗い道」という標語は、この世界でも正しいかも。
親身になって、自分のことを考えてくれているところはどこだろう?そう思って探してください。思いがあればその道は見えてくるはず。
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▼夏休みは満喫しましたか?
自己採点などをした人もいるかも知れませんね。でも、人間って不思議です。その時は、いい経験、悪い経験…などと判定しますが、長い目で見れば、そのどれもが貴重な、人生で一度きりの体験であったことに気付かれることでしょう。
ですから、どう総括するかが大事ですね。「総括」って言われても…と思われるかも知れませんが、簡単に言えば、その時の体験をどうまとめるか、ということです。
たとえば、旅行に行ったとします。終わった後、その旅行の感想を訊かれたとします。あなたならどう応えますか?「疲れた!」…そう、大変でしたね。「楽しいこといっぱいあった!」…そう、それは良かったわね。同じ旅行という出来事が、180度違って評価されていますね。もちろん、先の答えの人も「楽しかった」という気持ちがあったかの知れません。でも、結論の言葉が「疲れた!」。
▼どう自己表出するかが大事
その人の気持ちがどうあれ、他者に向かって表出した言葉が全て。周りの人はあなたの発したその言葉によって判断します。たくさん本を読み、知識をたくさん持っていても、発する言葉が片言であれば、人はその片言からあなたを判断します。そういうことは日常生活の中でもたくさんありますね。
これは、相手に良く思われる言葉を使いなさい、ということではありません。そうではなくて、自分という人間をより正確に理解されるための言葉遣いが大事ではないかということ。自分が好ましい、良かったなと感じる言葉を使うように心がけてはどうかなということです。そして、自分の発する言葉は自分の行き先を照らしだすライトでもあります。思ったように、感じたように、発した言葉のように行動していく自分がいます。そういう態度を自分の習慣にするといいかも。
▼子ども達の悲しいニュースが次々と
楽しかった夏休みも無事終わり、素敵な2学期の始まりです。そう思えば、本当に素敵な2学期が始まります。
でも、2学期の開始を前に暗いニュースが多いですね。2学期開始に合わせるように、子ども達の悲しいニュースがたくさん飛び込んできます。新聞やテレビで、今日もまた。文部科学省や関係するNPO法人などが「家族に注意を」呼びかけています。新聞の見出しにも「子供の自殺、夏休み明けに集中=過去40年、9月1日が突出」とあります。
本当は子ども達にとって文句なく楽しいはずの新学期の学校が、ある子にとっては「死んでも行きたくない」場所になっているんですね。誰も気付いてあげられなかったのでしょうか。
▼自分の命をたいせつに!
本来、学校は子どもが主役で、自己実現に向けて自分づくりに楽しく取り組むはずの場所。ところが、そこは本人にとっては生きているよりも辛い生き地獄の場所。理由は様々でしょうが、本人には生の喜びを味わえない場所がそこにある。夏休みは束の間の休息に過ぎなかった。だけど、もうそこに戻る気力も体力もない。気持ちだけでなく激しく拒絶する自分の身体がある。
だが、学校から家庭に何の連絡もなかったようだし、最後の頼りの家族の誰も自分のことを真剣に取り合ってくれない。こんな自分に多大な期待さえしている…。そう思った末のことだったのだろうか。10数年の人生経験の中で必死に考えての結論だったのだろうか。結果として、その子の命を受け止められなかった家族がいる。
▼逃げて環境を変えること
理由はどうあれ、死んでしまったら敗北である。命より大切なことはこの世にはない。世間も家族も、様々なルールや常識も、大人も子どもも、先生や生徒の関係も、自分の命に比べれば全て取るに足らないことばかり!
死んで復讐を…なんて考える人もいるかも。でも、人はただ忘れ去るだけ。見ぬふり聞かぬふりで蓋をする。
自分の命が大事なら、自分で逃げること。人はアテにならない。生き抜いてこそ花が咲き、実もなる。死にたくなければ逃げろ!生きたければ逃げろ!逃げるのは自分。行動するのは自分。他人は100年経っても動かぬと見るべし。
逃げるのは新たに生きるため。苦しさを紛らわし忘れるためではない。だから、忘れるために苦しさを紛らわすために薬に頼っても駄目である。薬は脳を麻痺させるだけで現実を変えてくれるわけではない。現実を変えるためには自分で動くしかない、自分で行動するしかない。自分を生かす環境を自分で選択するしかない。
▼登校で悩んでいる子どもがいたら、門を叩いてみて
ただし「気を付けよう 甘い言葉に 暗い道」という標語は、この世界でも正しいかも。
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